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ホームページの表示が遅い!放置すると起こる具体的な損失とは

2024年11月15日

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企業のホームページが遅いと、ユーザーにストレスを与えるだけでなく、ビジネスに深刻な影響を及ぼします。特に、ページ表示速度が遅いことを放置すると、以下のような具体的な損失が発生する可能性があります。

直帰率の増加

ホームページの表示速度が遅いと、ユーザーは待つことに耐えられず、すぐに別のサイトへ移動してしまいます。Googleの調査によれば、ページの読み込みが1秒から3秒に遅れると直帰率が32%増加し、5秒まで遅れるとその増加率は90%にも達します。このように直帰率が上昇すると、せっかく訪問してくれた潜在顧客を逃すことになり、ビジネスチャンスを大きく損失します。

参考:Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed

コンバージョン率の低下

表示速度が遅いと、ユーザーは商品購入や問い合わせなどのアクションを起こす前にサイトを離れてしまう可能性が高まります。Amazonの調査では、ページ表示が0.1秒遅くなるだけで売上が1%減少することが報告されています。特にECサイトやサービス提供サイトでは、このコンバージョン率の低下は直接的な売上減少につながります。

参考:Amazon study: Every 100ms in Added Page Load Time Cost 1% in Revenue

検索順位(SEO)の低下

Googleはページ速度を検索結果ランキングの重要な要素として評価しています。表示速度が遅いサイトはSEO評価が下がり、検索結果で上位に表示されなくなる可能性があります。結果として、新規顧客の流入が減少し、アクセス数や売上にも悪影響を及ぼします。

顧客満足度とブランドイメージの低下

現代のユーザーは高速なインターネット環境に慣れており、ページ表示速度が遅いとその企業自体への信頼感も損なわれます。Aberdeen Groupの調査によると、1秒の遅延で顧客満足度は16%低下することがわかっています。このようなユーザー体験の悪化は長期的なブランドイメージにも影響し、リピーター獲得や口コミによる集客にも悪影響を与えます。

参考:サイトスピードによるビジネスインパクト

機会損失による売上減少

Webサイトの表示速度が遅いと、それだけでビジネス機会を逃すことになります。例えば、スマートフォンでアクセスするユーザーは特に敏感であり、数秒でも待たされると他社サイトへ移動してしまう可能性があります。これにより、新規顧客獲得や売上向上のチャンスを失うことになります。

表示速度改善によるメリット

ホームページの表示速度を改善することで、これらの損失を防ぎ、多くのメリットを享受することができます。

  • 直帰率・離脱率の改善:表示速度を改善することでユーザーは快適にサイトを閲覧できるようになり、直帰率や離脱率が低下します。
  • コンバージョン率向上:スムーズなユーザー体験は購買意欲や問い合わせ意欲を高め、最終的には売上向上につながります。
  • SEO評価向上:Googleは高速なサイトを高く評価するため、検索エンジン順位も改善され、新規顧客獲得につながります。
  • ブランドイメージ向上:快適なユーザー体験は企業への信頼感を高め、リピーターや口コミ効果も期待できます。

サイト表示速度改善のための具体的な対策

ホームページの表示速度を改善するためには、いくつかの技術的な対策が有効です。ここでは、代表的な方法をいくつか紹介します。

CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の活用

CDNを導入することで、世界中に分散されたサーバーから最も近い場所からコンテンツを配信できるようになります。これにより、ユーザーがどこにいても高速でページが表示されるようになり、特にアクセスが集中した際にもサイトのパフォーマンスが安定します。Cloudflareなどのサービスは、セキュリティ面でも優れており、不正アクセスやDDoS攻撃からサイトを守る効果も期待できます。

サーバー環境の見直し

多くの中小企業では、コストを抑えるために共用レンタルサーバーを利用していますが、これにはパフォーマンスの限界があります。特に、他のサイトとリソースを共有するため、アクセスが集中するとサイト全体が遅くなることがあります。より高性能なクラウドサーバーや専用サーバーに移行することで、安定した表示速度とスケーラビリティを確保できます。

画像や動画の最適化

大きなサイズの画像や動画はページ表示速度に大きな影響を与えます。これらのメディアファイルは適切なフォーマット(例えばWebPなど)で圧縮し、必要以上に高解像度のものを使用しないようにすることが重要です。また、「遅延読み込み(Lazy Load)」という技術を使うことで、ユーザーがスクロールした時点で初めて画像や動画を読み込むように設定し、初期表示速度を向上させることも可能です。

キャッシュの活用

キャッシュは、一度読み込んだデータを再度利用する仕組みであり、これによって次回以降のアクセス時にはページ表示速度が大幅に向上します。ブラウザキャッシュやサーバーキャッシュなど、複数のキャッシュ手法を組み合わせることで効果的な高速化が期待できます。

プログラムとプラグインの最適化

WordPressなどCMS(コンテンツ管理システム)を使用している場合、定期的なプラグインやテーマの更新は必須です。古いバージョンのプラグインやテーマはセキュリティリスクだけでなく、パフォーマンスにも悪影響を与えることがあります。また、不要なプラグインは削除し、コード自体もできる限り軽量化することでさらなる高速化が可能です。

専門家への相談

これらの対策は、自社で対応できる部分もありますが、高度な技術知識や運用管理が必要となるケースも多くあります。特にサーバー環境やCDN導入などは専門的な設定が求められるため、自社内で対応できない場合には専門家への相談も検討すべきでしょう。また、一度改善したとしても、その後も継続的な監視やメンテナンスが必要です。

もし、自社で対応が難しい場合やさらなる改善を目指す場合には、一度専門家に相談してみることも一つの選択肢です。適切なアドバイスやサポートを受けることで、大幅なパフォーマンス向上とビジネス機会の拡大につながる可能性があります。

あなたのまわりで相談する人がいない場合や、既存の業者とは別の専門家からアドバイスを受けたい場合には、NESTまでご相談ください。あなたの会社や事業に寄り添って、ご相談をお受けします。

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